ドイツサッカー留学経験者の本帰国前の準備ってどんなことするの?【第三部】〜一発芸で内定獲得!?〜

みなさん、Menschです!

今回は記念すべきMenschインタビュー第一弾の三部作目=最後のインタビューの様子をお伝えします!

今回の内容は俊樹さんが、留学を経てどんな就活をしどのような結果になったのかを詳しくお伝えしていきます!

具体的には、ドイツ生活が終わりに近づき就活に向けて渡独中に準備したことや帰国後の就活の進め方、現在にフォーカスしてお話を伺っています。

留学したい、海外で生活したい、留学ってどんなものなの?など多くの人に少しでも海外での生活を知っていただき人生の新たな選択肢としての機会を与えられるよう情報発信していきます!

【インタビュイーについて】
中島 俊樹(なかじま・としき)
26歳 大手保険会社勤務。
大学4年生時に大学を休学しドイツへ1年間留学。その後日本にて就職をする。

 

それでは、インタビュースタート!

 

ドイツ留学中にできる就活準備から就活の流れ

いつから就活を始めましたか?

2017年3月からです!

帰国の翌日には就活をしてましたね(笑)

翌日!すごい行動力ですね!

ただ普通に考えると『就活大丈夫なの?就職できるの?』などと周りから心配されませんでしたか?

されましたね…。

ただ準備をしていたので不安はなかったです。

素晴らしいですね。具体的にどのような準備をしていたのですか?

1番は自分のキャリアプランを考えたことです。

将来は家業に関連する仕事をしたいと思っています。ここから逆算して、一社目に何系に就職し何を獲得したいか考えました。

就活でいう自己分析というところですかね。いつどのように行ったのですか?

1月から行いました。自己分析は特に変わったことはしていなく、リクナビやマイナビなどの一般的な就活サイトを利用しました。自分は何をしたいのか、何が強みなのかを整理ができました。

その結果、損害保険会社に入りたいと思いました。

社会人経験のなく右も左もわからないなか、いつどのようにしてその業界に入りたいと決まったのですか?

時期は2月頃でして家業のことを調べた上で…

これも一般的ですが、業界業種を調べてどのような会社があるのかを調べました。そのうえで、必要なことがわかったのでドイツにいるときにSPIをweb上で勉強していました。

俊樹さんのお話を聞いて、『就活準備はどこにいてもできる』ということを非常に感じました。

それは間違いないですね!

周りからは『エントリーシートを準備してたくさん応募しないとだめだよ』『合同説明会行かないとまずいよ』『インターン行かないとだめ』など言われました。

自分は就活の準備は3月からでしたが、自分のやりたいことが整理できていたので3月からでも関係なく進められましたね。

(これは就活してから気づいたことです)

ちなみに留学経験が就活に活きたことはありますか?

 

ドイツ留学という自分に付加価値がついたことですかね。

これは留学した目的でもあったので実際に面接に活きたのは良かったことです。

例えば、面接でドイツ留学について聞かれることですかね。留学で多いオーストラリアなどを選んでいたらあまり聞かれなかったかなと。

本来の目的を獲得できたのは素晴らしいですね!確かになぜドイツ?って気になりますよね。

留学のことを聞かれて具体的にどのような話をするのですか?

面接なので自分の強みやドイツ留学の経験を主に話してました。

強みだと度胸がついたことです。全く知らない世界に飛び込み、知らない人と多言語で話したからこそ、面接は自信を持って行えました。

ただこれは言語化して相手に伝えづらいこともありました…

なので、面接で自分から”一発芸”をしたこともありましたね(笑)

面接で一発芸!それは度胸ありますね!留学を経験してますが僕らでもできません(笑)

まさに俊樹さんの強みですね!ちなみにその面接はどうだったのですか?

内定いただきました!しかも最初の面接でしたが飛び級で!

度胸あるのが伝わったのかな(笑)

身体で表現する。まさに海外の方のような表現方法ですね!

就活についてお伺いさせていただきましたが、

ここからは社会人になってからそして現在の俊樹さんについてお伺いさせていただきます!

帰国前の就活準備スケジュールまとめ

2017年1月 自己分析スタート(webサービスやモチベーショングラフなど一般的なもの)
2017年2月 業界決定とSPI勉強(web)
2017年3月 本帰国の翌日から就活スタート

現在はビシネスマンとして留学経験を活かし今できることを全力で

では、ここからは就職し、ビジネスマンとしての俊樹さんについてお伺いさせていただきます。

留学経験が実際に今の仕事に生きていることはありますか?

留学経験自体そのものが営業活動で1つの武器になりました。

自己紹介でもドイツ留学をしていたことはお話させていただくのですが、何気ない話のなかでドイツに関連するものがあればドイツの話題をさせていただいてます。

もちろん保険には関係ない話かもしれませんが、関係性構築や会話の幅としては営業活動には必須です。

経験はその人だけの情報ですからね。ここもまさにドイツ留学によって得られた自分に付加価値がついたことを実感できるポイントですね!

就活を始める時点から描いていたキャリアプランとのギャップと今後のキャリアプランはありますか?

現在3年目なのですが、当時は3年で保険について学び、家業を継げればと思っていました。ただし、実際はまだまだ勉強と成長が必要です。

家業でも自分の価値を発揮できるよう、今は目の前のお客様のために全力で仕事をし、向き合うことが今僕にできることです。

 

 

ありがとうございます!

描いていたとおりにいかないのもまた面白く、これが人生って感じですよね!

上手くいかないときにも下を向かず、上を向いてやりたいことを実現するために何をするべきかを考えられるのは留学経験があったからこそだなとお話を聞いていて感じました。

今回お話をお伺いし、俊樹さんの経験談を一人でも多くの方に知っていただきどなたかの新たな選択肢になったら嬉しく思います。

 

本日はお忙しいところありがとうございました!

 

 

 

 

まとめ

三部作目となる今回で記念すべきMenschインタビュー第一弾の中島俊樹さんのインタビュー記事を終えたいと思います。

お話を聞いていて、一環して言えることは目的を持ちそのための準備を行っていることです。

留学前からなぜ留学するのか、留学後はどうするのか、将来何をしたいのか。
そのためには何をしなければいけないのか。

ということが適宜整理されていたからこそ、就活を効率的かつスムーズに行えたのだと思います。

【ドイツサッカー留学経験者の本帰国前の準備ってどんなことするの?】

という疑問の結論は自分を知ることにつきると思いました。

なぜなら、就活はどこにいてもでき、自分がやりたいことや興味のあること、そして入りたい業界を絞っていれば、仮に就活を遅くスタートしても出遅れることはないからです。

そして、インタビューを通して俊樹さんは何より人生経験としても改めてドイツ留学をして本当に良かったと振り返っていました。
ドイツ留学を行くことに振り切れた大きな理由である両親の後押しに感謝をしていました。

このように俊樹さんが挑戦できた最後の一歩は応援してくれる方の後押しでした。

menschとしても挑戦したい方の背中を押せる、後押しをできる存在になるべく活動していきます。

今後も海外留学情報や就活を経て現在活躍されている方々のリアルな話をインタビューとして発信していきます!楽しみにお待ち下さい。

改めてお忙しいところインタビューにお答えいただきありがとうございました!

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